現存している標本は20体あまり  {魚類・世界・増産}

クニマス・1940年、第二次世界大戦の折に軍需増産をはかり鉱山への電力供給の為の発電所を通して玉川の強酸性水が、田沢湖に大量に流入したため湖水が酸性化し絶滅した。現在ならば環境問題として大きく取り上げられるところであるが、当時は国家を挙げての戦時体制の真っ只中であり、この固有種の存在などが顧みられる事は全く無かった。

しかしそれ以前に人工孵化の実験をする際等に、琵琶湖、本栖湖、西湖に、また詳しい場所は不明だが長野県、山梨県、富山県に発眼卵を送ったという記録があったため、田沢湖町観光協会は1995年11月から100万円、1997年4月から翌1998年12月まで500万円の懸賞金を懸けてクニマスを捜した。

しかし現在に至るまで見つかっていない。

漫画「釣りキチ三平 平成版」では、三平の祖父一平が密かに山中の地図に載っていない湖に移植し、そこで繁殖していたものが再発見される、というストーリーがあるが、あくまでフィクションである。
update:2009年10月18日